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「アダルト業界」を見て

先日、アダルト系の展示会に行ってきました。

BiBiOは、プレジャーアイテムを扱うライフスタイルブランドであり
製品はアダルトグッズではなく、ベッドジュエリーというカテゴリーです。
*BiBiOは、アダルトグッズではありません。

その上で、定期的にアダルト業界を勉強することは多いです。

現状の「性カルチャー」を知らずに、性を健全に扱うことは目指せないと思うからです。

そして、自分たちがこれからどこへ向かうのかを、もう一度確かめることにも繋がります。

正直、覚悟して行きました。
でも実際に会場を歩いて、想像以上に複雑な気持ちになりました。

市場はまだ、「アングラ」の空気の中にある

会場には、多くのブースが立ち並んでいました。

でも、全体を包む雰囲気はひとことで言うと、まだ「裏側の文化」でした。

刺激の強さを前面に押し出したビジュアル。

過激さで目を引こうとする展示。

そこに集まる人たちの多くは男性で、女性の姿は少なかった。

以前よりは増えているとは聞いていましたが、
それでもまだ、「女性が普通に足を踏み入れられる場所」という感じではありませんでした。

体への影響や、使う人の気持ち、パートナーとの関係性
そういったことを丁寧に考えているブランドは、ほとんど見当たりませんでした。

商品に「創造性」がほぼない

もうひとつ気になったのが、製品のデザインです。

形はどこのブースもほぼ同じ。

色だけ変えて、サイズだけ変えて、あとは機能のスペックを上げていく
そういうアプローチが大多数でした。

「使う人の体験」や「ふたりの時間をどう豊かにするか」という視点ではなく、
「どれだけ刺激が強いか」「どれだけ低価格か」で競っている印象も多く受けました。

そして、一番は
真剣に広い視野で、誠実に向き会う人たちがほぼいなかったということです。
エロは儲かると聞いて、この業界にいる、そんな雰囲気を何度も感じました。

ジュエリーやファッションのように、
美しさや世界観でブランドが作られている領域とは、到底埋まらない、大きな距離があります。

見えてきた、BiBiOの役割

会場を後にしながら、改めて思いました。

BiBiOがやろうとしていることは、まだ市場にはない。

全く新しいことやろうとしている。

セクシュアルウェルネスを「美しいもの」として扱うこと。

女性が主体的に、恥ずかしさなく関われる空間をつくること。

パートナーシップの豊かさという文脈で語ること。

それは、業界全体から見ればまだ異端かもしれません。

でも、確実に必要とされている視点だと確信しています。

女性たちが「欲しかった」と言ってくれる言葉、「話せなかった」という本音
BiBiOはそこから生まれました。

市場の多数派がどこにいようとも、私たちは私たちの方向へ進みます。

もっと綺麗に、もっと正直に、もっと丁寧に。

新しい文化を持ち込んでいくことが、BiBiOの仕事だと思っています。

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